サロンカラーとホームカラーの違い

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こんにちは。もうすっかり夏ですね。大月です。

サロンカラーとホームカラーの違いです。

染料の入った1剤に種類があるのと同じように、2剤の過酸化水素にも濃度の違いがあり、髪の状態や目的で使い分けします。

カラーをする人の多くは、月に1回など継続している人。

つまり、髪の90%は染まっている状態です。

その上からカラーをしても、残ったカラーやダメージによって色ムラや傷みができてしまいます。

そこで髪の状態によって2剤の使い分けをします。

ホームカラーの過酸化水素濃度は6%のみ、対して美容室の2剤は1〜6%のものがあり、使い分けができます。

サロンカラーは、お客様の髪のダメージ、アンダーに合わせて、2剤の使い分けをしたり、1剤の使い分けをしたりして、生えてきた黒い部分と染まっている部分の薬剤の使い分けをしています。

美容室のカラーは髪や皮膚へのダメージを抑えるために、揮発性のアルカリ剤をメインに配合しています。

そのため、においは強く感じますが、髪に残りにくいというメリットがあります。

市販のホームカラーは、このツンとしたにおいを解消するため、においの少ないアルカリ剤がメインで配合されています。

においは少ないのですが、髪・皮膚に残りやすく、ダメージにつながりやすくなります。

美容師は髪の状態をプロの目で判断し、適切な薬剤や処理を選びます。

そうすることによって、よりヘアカラーの楽しさをお勧めすることができます。